コロナ対策について
左京山歯科クリニックではコロナ対策として入り口に非接触の体温測定と自動でアルコール消毒が出てくる機器を設置しました。来院された際には手首をかざしての体温測定と手指のアルコール消毒をお願いいたします。
歯科医院でコロナに感染するのが怖いと思われてる方も多いと思います。事実今年の3月4月には不要不急の治療は避けるようにという報道や大学病院なども一時期歯科治療を行っていませんでした。また歯科衛生士や歯科医師がコロナに感染しやすい職業という論文なども出てきて歯科医院が感染の温床になってるのではと思われた方も多いと思います。
しかし現在まで歯科医院で歯科治療を受けてコロナに感染したというのは全国で私が知る限り1件しか知りません。歯科医師や衛生師さんがコロナに感染したケースはありますが、それは歯科治療で患者さんからの感染と言うよりも会食や会合などで感染したと言う場合です。つまり歯科治療を受けに来てコロナに感染するリスクというのはかなり低いという事です。
コロナに感染するのが怖くて歯科医院に行けなくてむし歯や歯周病が悪化するケースも増えてきているという報道もありました。左京山歯科クリニックでも根の治療の途中でコロナで来院が途絶えてしまい状態が悪化して抜歯になってしまったという残念なケースもありました。今現在むし歯がある方や歯科治療が必要な方はコロナが怖いからと言って放置しておくと抜歯などもっと大変な事になる可能性もありますので治療が必要な方はしっかりと受けましょう。
歯科医院でコロナ感染が少ない訳
①元々予約制なので患者さんが待合であふれない。 歯科医院は普通の病院と違って予約制の医院がほとんどです。そのため待合室が患者さんであふれて密になると言う事はあまりありません。またお医者さんと違い熱がある方や体調が悪い方の来院はほぼないので待合室が感染の温床になるという事も少ないと思います。
②コロナ以前から感染対策をしている。 歯科治療は血液や唾液に触れる機会があるため元々マスクやグローブを徹底しています。そして肝炎やHIVの患者さんが来る事もありますし自己申告されない方も稀にいます。そのため歯科医院ではスタンダードプリコーションと言う考え方があります。 スタンダードプリコーションとは全ての人が感染する病原体を持っていると考えて感染対策をするという事です。つまりある特定の人にだけ感染対策をするのではなく全ての人に対して感染対策をするという考えに基づいて治療を行っております。
そのためコロナが流行ってからも特に何かを変えたと言うよりはより徹底して感染対策を行っているので歯科医院で院内感染というのはあまり起きていない考えています。
③常にマスクをしてグローブも変えてる 歯科医師は常にグローブをして患者さん事に必ず変えています。またマスクも常にしていますし患者さんと面と向かって話すのはそこまで機会が多くないため飛沫が飛ぶのも少ないと思います。保健所の濃厚接触の基準で言うとマスクなしで20分以上会話をしていたりする場合が該当するので歯科治療は該当しません。
歯を削るときの飛沫が気になる方もいると思いますが歯科医師や衛生師、アシスタントにアイガードをさせています。患者さんには削るときや歯の掃除の時にタオルなどをかけて目を保護していますのでご安心下さい。
また左京山歯科クリニックでは6チェアありますが完全個室の診療室になっています。そのため他の方の飛沫が飛んでくる可能性はほぼないと考えます。
左京山歯科クリニックでの感染対策のまとめ
・入り口で自動検温機で手首での検温と自動アルコール消毒機の設置
・スタッフも出社時に検温、37度5分以上の熱の場合は休ませる
・治療室の窓が開くところは開けて常に換気をしている
・歯科医師やスタッフの患者さん事のグローブ交換とマスク、アイガードの徹底
・患者さんが帰られた後にチェアー周りのアルコール消毒
・完全個室の治療室
・歯磨き指導の際には模型を使っての指導とどうしても歯ブラシが必要な場合は1本100円で買って頂くか事前にアナウンスして自分がいつも使っている物を持ってきてもらう。
・待合が密になった場合は入り口の外にあるベンチで待って頂くか車で待って頂く。左京山歯科クリニックは駐車場が比較的大きく22台止める事ができますので車の中で待って頂いても大丈夫です。
・患者さんをなるべく待たせないようにスタッフが毎日10分以内に案内できた率を出している。90%以上が目標、朝礼で前日のデータを発表し改善を図っている。85%以上は10分以内に案内はできています。
以上の感染対策を行い診療をしていますのでむし歯が気になる方や症状がある方はコロナの感染も心配ですがむし歯や歯周病が悪化する方がもっと大変になる可能性もあります。待ち時間を少なくするためにも必ず予約をしてから来院してください。