患者さんが自身のお口の状態に関心を持つことの重要性
歯科医師がベストだと判断した治療のやり方が、実は患者さんにとっては満足度の高い方法ではなかった――というのは、意外に珍しいことではありません。歯科治療で最も重要なのは、患者さんのお悩みやご要望をふまえて治療計画を立案し、患者さんとともに最善の結果を目指すことです。
名古屋市緑区の歯医者「みどり区
左京山歯科・矯正歯科クリニック」では、患者さんが主体となって積極的に治療にのぞんでいただくことが歯科診療の正しいあり方であると考えています。そのために欠かせないのがカウンセリングです。
当院ではカウンセリングに力を入れています
当院ではまずカウンセリングで患者さんのお口の状態についてきちんとご説明し、ご自身のお口の状態に関心をお持ちいただくことから治療をスタートしています。そうすることで患者さんにもお口のトラブルの原因を考え、治療や予防のためには何が必要なのかをご理解いただくことができるからです。再発のリスクが高いお口のトラブルを長期的に避けるには、患者さんの生活習慣の改善や予防の取り組みがとても大事になってきますが、そういった意識を変えるうえでもカウンセリングは重要です。
歯科診療では、ひとつの問題に対して治療の選択肢が複数あるというケースも少なくありません。当院ではカウンセリングでそれぞれの選択肢のメリット・デメリットをお話しし、患者さんに合った治療法を一緒に決めていきます。
いろいろお聞かせください
「どんな理由で来院されたのか」
「どんなふうにしたいとお考えなのか」
「どんな歯科医療を望んでいらっしゃるのか」
「どうして当院をお選びいただいたのか」
上記など、できるだけくわしくお話しください。患者さんのご期待に応えるためには、まず患者さんがどのようにお考えをお持ちなのかを知る必要があるのです。また、話しているうちに患者さんのなかで望んでいることが具体的に見えてくることもあります。
患者さんが話しやすい環境づくりについて
周囲の患者さんを気にすることなく、どんなことでも気兼ねなくお話しいただけるように、みどり区
左京山歯科・矯正歯科クリニックは完全個室タイプ。周囲を気にすることなくリラックスしながら、話すことに集中していただけます。特に決まりはありませんが、平均的に10~15分ほどの時間をお取りしてじっくりお話をうかがいます。
10年後、20年後の健康を見据えて
「痛くなったときに通院し、痛くなった歯だけを治療する」はよくない
これまでの歯科診療は、痛くなった時だけ対処療法が一般的でした。しかしそれでは再発と再治療を繰り返すことにつながり、治療期間や治療費がかさんでしまいます。そして何よりも、歯やお口の健康が損なわれてしまうというのが問題です。そうならないようにするには、歯がトラブルを起こしてしまった原因を考え、根本的に改善しなければなりません。10年後、20年後の将来を見据え、できるだけ歯やお口の健康を長く保つような治療を行うことが大切なのです。
このようなお話は、患者さんと向き合ってじっくりお伝えしなければなかなか理解していただけません。そして治療の選択肢をご理解いただくためには、丁寧な説明が不可欠です。歯は一度失ってしまうと二度ともとにもどることはないので、カウンセリングを通してその大切な歯を守る最適な方法をじっくり考えていきましょう。