痛くない麻酔の注射を受ける秘訣とは?
歯医者さんのイメージというと注射が痛いってイメージがどうしてもありますよね。
麻酔が嫌だな〜痛いし腫れた感じあるし痺れてご飯も食べにくいし…
でも実際は歯科の麻酔って最近はあまり痛くないんです。お医者さんで使う注射よりも細い針を使うし表面麻酔といって針を指す前に軟膏みたいな麻酔を歯茎に塗ってから麻酔するのです。
事実私の患者さんだと6歳位の子供でも泣かずに麻酔を受けてくれます。子供泣かないで注射を受けてくれるということはあまり痛くないってことですよね。
今日はあまり痛くなく麻酔の注射を受ける秘訣を教えます。これを守ってもらえれば更に痛くなく麻酔の注射を受けることができる裏技です。怖がりや痛いのが無理という方は必見です!!
痛みが無い時に麻酔の注射をしよう!!
当たり前と思うかもしれませんがこれって結構大事です。例えば腫れてて膿が溜まってる歯茎に麻酔を打つと物凄く痛いんです。だって腫れてて炎症がある部分に注射を打つので痛いんですよ〜あとは痛みが強いとき。ズキズキ痛い時に麻酔をすると麻酔の効きが悪くて注射は痛いし麻酔は効かなくて治療中に痛いしいいことがありません。
とにかく痛みが出てから治療をするのではなくて痛みがない時に治療をおすすめします。虫歯が痛くなるまで放置するのでなく痛みが出る前に治療を受ければ麻酔は痛くないし治療も短期間で終わるしいいことばかりです。とにかく痛いときの麻酔はどうしても痛くなるので痛みがない時に治療を受けましょう。
注射の時には力を抜きましょう!!
どうしても駐車されるときって緊張で力が入ってしまう方がいます。でもこれって自分から痛く注射をしてくださいっていってるようなもんなんです。腕に駐車するときでも思いっきり力をいれて筋肉ムキムキにしてたら駐車は痛いんです。なぜ痛いかというと麻酔液を注入する時に力が入っていると強い圧をかけないと液が入っていかないので痛いんです。麻酔のときの痛みはこの圧力で痛いのです。だから麻酔を受けるときは緊張してるかもしれませんが出来る限りリラックスして力を抜いてください。すると力を入れずに麻酔液を注入できるのであまり痛くなく麻酔を受けれます。まずはリラックスして力を抜きましょう。
早く麻酔を終わらすのではなくゆっくり注射を受けましょう!
麻酔の注射が痛いから早く注射してくださいっていう方がたまにいます。でもこれって逆効果です。早く麻酔を終わらすということは早く注射液を入れるので圧を強くかけることになり逆に痛い麻酔になります。つまりゆっくり時間をかければかけるほど痛くない麻酔になります。早く麻酔をすれば逆効果なのでゆっくりと麻酔を受けましょう。
表面麻酔をしてもらいましょう。
表面麻酔をすればしないよりは痛くなく麻酔を受けれますが私は表面麻酔なしでもあまり痛くなく麻酔を打つことができるのでしない場合もあります。前歯などは奥歯に比べると麻酔が痛い、つまり痛点がたくさんあるので表面麻酔をします。本当に痛みに弱い方は自己申告しましょう。しっかりと5分位表面麻酔をおいて麻酔を受ければほとんど大丈夫です。
先生を信じよう!!そして痛みが弱い人ははじめに言いましょう。
あとは先生の腕を信じるしかありません。初めは麻酔をものすごく怖がっていた方も何回か治療を受けててあまり麻酔が痛くないのが分かってくるとほとんど表面麻酔をしなくても麻酔をほとんど顔色変えずに受けてくれます。初めは恐怖心と緊張で麻酔に10分位かけてた人でも途中から全然余裕で麻酔を受けられる人もたくさんいます。実際に僕自身も自分で自分に麻酔をしたことがありますがあまり痛くありません。少しくらいは針でチクッとした感じはありますが予防接種のほうが痛いくらいですね。まずは先生の腕を信じて任せましょう。左京山歯科クリニックには院長以外に代診の先生もいますが彼も僕と同じくらい麻酔は上手だと思いますので安心してください。
そして痛みに弱い人は自己申告してください。とにかく痛みに弱いと言ってくれれば表面麻酔をしっかりして時間をかけて麻酔をします。
余談
左京山歯科クリニックのスタッフの田中はとにかく痛みに弱くて治療をした時は麻酔を本当に怖がります。彼女に麻酔をするのが1番気を使います。ちょっとでも痛いと本気で怒るから…誰よりも痛くないように麻酔しないといけないので難しいです。たぶん5才児並の痛みの弱さだと思います。いい大人なのに全く。
まとめ
歯医者さんと言うと痛いイメージ。でも今の注射はあまり痛くありません。大事なのは痛くない時に治療を受けること。痛みが出てからではどんな処置でも痛いのです。痛くなく快適に治療を受けたいなら慌てて痛みが出てから歯科医院に行くのではなく定期的にチェックして早め早めに治療を受けましょう。そして先生を信じて力を抜いてリラックスして麻酔に望めば大丈夫です。
でもあまりプレッシャーを掛けるのはやめてくださいね。絶対に痛くないようにとか言われると緊張してこっちも麻酔に力が入って余計痛くなるかもしれません。医者側もリラックスして麻酔に望むのも大事かもしれませんね。