自家歯牙移植
歯がなくなった場合の治療法として代表的なのはインプラントやブリッジ、入れ歯ではないでしょうか。でももう一つ治療法があります。
それは自家歯牙移植です。
自家歯牙移植とは、親知らずを悪くなって抜いた歯の穴に入れ替える方法を言います。移植と名がつきますが神経や血管を縫合したりする事ありません。でも条件が結構あってできる場合とできない場合があります。あと保険がきく場合と効かない場合もあります。
最近は自家歯牙移植をやる事もインプラントの登場で少なくなってきましたが条件が整った人の場合はやる事も1年に数例あります。結構成功率はいいので開院して5年ですが、開院してすぐにやった移植で4年くらい経っても全然問題ないケースも多いです。
移植の具体的な方法はこちらの動画をご覧ください。
個人的は年齢も比較的若く条件が整えば移植の方がいい場合もあります。親知らずはこの移植のために残しておいたほうがいいのかは疑問です。親知らずのせいで手前の歯がダメになるケースも多々あります。
でも親知らずが何らかのレスキューになるというのは頭の片隅に入れておいたほうがいいですね。