皆さんは「歯医者のかかりつけ医」をもっていますか?
こんにちは、左京山歯科・矯正歯科クリニックの院長の宮崎です。
皆さんは「かかりつけ歯科医」をもっていますか?
かかりつけ歯科医師は、口腔ケアのプロフェッショナルです。
定期的に歯科検診を受けるなどのプロフェッショナルケアと、日頃のセルフケアを両輪に、
人生100年時代の歯の健康を目指しましょう。
プロフェッショナルケアを定期的に受ける
まずは歯科医院などによるアドバイスや歯科検診のプロのケア(プロフェッショナルケア)を受け、
定期的なチェックや歯のクリーニング、そして正しいブラッシングを教わりましょう。
定期検診は年に2~3回、数か月に1度程度の間隔で受けておくと、
歯の状態の悪化を未然に防ぐことができるので安心です。
‘‘プロフェッショナルケア‘‘
*歯科検診→定期的に歯科検診を
*歯磨き指導→自分の腔内の状態に合わせて、道具の選び方や磨き方のアドバイスを受けます。
*歯石の除去、歯面清掃(クリーニング)→歯石は通常の歯磨きでは取れません。
歯石除去や専門的な歯面清掃を
*禁煙支援→喫煙は歯周病、口臭、色素沈着などの原因に。
正しい知識とアドバイスによる禁煙支援が受けられます。
●セルフケアで毎日のセルフケアを
毎日のケア(セルフケア)は自分自身でポイントを押さえて正しく行いましょう。
丁寧に歯を磨くことはもちろんですが、実はひとりよがりの間違った方法になっていないか、
定期的に受ける歯科検診で的確なアドバイスをもらうようにするとよいでしょう。
‘‘セルフケア‘‘
*歯ブラシの選び方、持ち方→小さめの歯ブラシを選び、鉛筆を持つようにして、
入れる力は消しゴムぐらいで強すぎず。
*正しいブラッシング→毛先は歯と歯ぐきの境目に当て、ゴシゴシと大きく動かすのではなく、
細かく振動させるように。前歯、奥歯、歯の外側、内側とブラシの向きを変えて。
*デンタルフロス→左右の中指にフロスを巻き付け、人差し指と親指で持ちます。
ゆっくりと歯と歯の間に入れ、数回やさしくこするように。
*歯間ブラシ→歯間の大きさに合わせてサイズを選択。
歯肉を傷つけないように歯肉に沿って入れ、前後に優しく動かす。
ご自身やご家族に会った「かかりつけ歯科医」をみつけましょう!!
「かかりつけ歯科医」とは「患者さんのサイクルに沿って、継続的に口と歯に関する保健・医療・介護・福祉を提供し、地域に密着したいくつかの必要な役割を果たすことができる歯科医」です。
毎回違う歯科医に診てもらうのではなく、同じ歯科医を定期的に受診すれば、
口内の小さな変化に気づいてもらえるので、むし歯や歯周病の早期発見・早期治療が可能になります。
「気軽に相談できる」「自宅や職場の近くで通いやすい」「治療法についてもきちんと説明してくれる」
「予防のための指導やアドバイスをしてくれる」などをポイントに、ご自身や家族に合ったかかりつけ医を見つけましょう!!