こんにちは、名古屋市緑区の左京山歯科クリニックの院長の宮崎です。

よく歯磨き粉の質問を受けます。特に子供には何がいいの？と聞かれます。

そこで左京山歯科クリニックで使用している歯磨き粉を紹介します。

僕も子供が３人いますが今はこれを使っているので是非参考にしてください。

注意事項としては歯磨き粉はあくまで補助的です。いくらフッ素が入っていても歯磨き自体がおろそかになれば虫歯はできてしまいます。でもうまく使えば歯磨きの効果を上げることができるのできちんとその子にあったものを使用しましょう。

おすすめは歯磨きジェル

歯磨き粉というとどうしても泡がたってしまい口の中が泡だらけになってしまいます。大人はすぐにうがいができるけど小さい子はうまくうがいができない子もいます。だからこそあまり泡立たない歯磨きジェルがおすすめ。左京山歯科クリニックで売っているのはLionの「チェックアップジェル」

チェックアップジェルの特徴は少ない泡立ちで優しい味。そして５種類の味があるので子供でも楽しく歯磨きできます。うちの子も今はぶどう味を楽しんでます。

ただし研磨剤が入ってないのでよくお茶を飲んで着色がつきやすい子は研磨剤が入っている歯磨剤がいいでしょう。

チェックアップジェルは「バナナ」「ピーチ」「グレープ」「レモンティー」「ミント」の５種類があり、６歳まではバナナの ５００ppmのフッ素濃度のものがいいでしょう。６歳〜はピーチ、グレープ、レモンティーの950ppmのフッ素濃度、１５歳〜はミントの1450ppmのフッ素濃度のものがいいと思います。

歯磨きが終わってもすぐにうがいをしなくても大丈夫

歯磨きをしたらうがいする。なんだか当たり前ですが小児の場合はすぐにうがいしなくても大丈夫です。ペッとつばを吐き出してそれで終わりでもいいんです。なぜならすぐにうがいしてしまうとフッ素の効果が薄れてしまうからです。だから１番いいのは３０分位はうがいやお茶を飲んだりするのもやめるのが１番効果があります。

うちはみんな歯磨きしたあともうがいしません。僕が仕上げ磨きしてそのまま。多分ジェルも飲み込んでます。でも別に大丈夫。飲み込んでも害はありません。

幸いにも子供３人共虫歯にはなってません。食生活は人並みに甘いものも食べます。この歯磨きジェルの効果かどうかは分かりませんが今のところ虫歯０。

まとめ

歯磨き粉は何を使っても構いません。もっとフッ素濃度が濃いものもあります。しかし大切なのはどんな歯磨き粉を使っても汚れが残っていては意味ありません。さらにどんなにフッ素が入っていても甘いものをダラダラ食べてては虫歯になってしまいます。歯磨き粉はあくまで歯磨きのツールの一つです。これが絶対にいいというものはないのです。でも僕自身はジェルタイプは子供にはいいかなと思います。味はゼリーみたいで美味しいしみんな喜んでます。いやいや磨くのではなくて楽しく歯磨き習慣をつけてほしいですね。