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歯医者さんが怖い人必見!!できるだけ楽に歯医者さんに通うにはどうしたらいいのか!?

歯医者さんが怖い人必見!!できるだけ楽に歯医者さんに通うにはどうしたらいいのか!?

こんにちは、名古屋市緑区の左京山歯科クリニックの院長の宮崎です。

歯医者さんってやっぱり怖いですよね。楽しく通うのはちょっと無理だと思います。注射もするし歯も削るし怖いしと、ハードルが高いのが難点ですよね。 でも怖いからって悪い状態を放っておくともっと治療が難しくなり大変なことになります。今回はできるだけ歯医者さんに通うのが楽になる方法を書きたいと思います。歯医者に通うのが少しでも楽になってもらえると嬉しいですね。

少しでも症状があったら歯科医院を受診しましょう

まずはこれが1番大事です。ズキズキと痛みがあるまで待ってから歯科医院に行くとどうなるでしょうか??痛みがあるということは虫歯や歯周病がかなり進行しています。虫歯であればC3で歯髄炎になっています。すると抜髄と言って神経を取る処置を行うのですがこの処置は非常に難しく回数もたくさんかかります。週に1回通っても治療完了まで1ヶ月以上はかかりますし下手すると3ヶ月位かかることもあります。

また歯周病で痛みが出てくると重度歯周病で治療は難しく抜歯になることもありますし抜歯を回避するにしても歯周病の治療は虫歯の治療以上に時間がかかります。歯科医院が怖い方は、歯科医院が怖いからなるべく行きたくない、すると虫歯や歯周病が重症化する、痛みが出たりすると麻酔も効きづらく処置も大変になりまた歯科医院に行きたくなくなる、またひどくなってから行くという負のスパイラルになっています。この負のスパイラルと断ち切るには怖いですがひどくなるまで待つのではなく勇気を持って歯科医院に行くことです。

病気を放置して症状が出てくるときは重症の場合がほとんどです。なるべく軽度の状態で歯科医院に行くことで治療期間も短くなります。

定期検診は受けましょう

これもものすごく大切です。定期検診を受けることで虫歯や歯周病の予防ができますし、仮に虫歯ができたとしても早期に治療ができるので治療回数も1〜2回程度で終わります。

定期検診は3ヶ月に1度位の間隔が1番いいとされています。トータルで見ると3ヶ月に1度歯科医院で定期検診を受けている方のほうが治療費も安く済むという報告もあります。

日本以外の国では歯科医院は悪くなってから行くのではなく、悪くならないように行くという通い方が普及しています。病院はもちろん病気になったら行く場所ですが歯科医院が怖い方は歯科医院の通い方を変えてみるのも一つの手でしょう。

大きく口を開けましょう

どうしても怖いので小さなお口になってしまうのもわかります。しかし小さい口しか開かないと非常に治療が難しくなり時間がかかります。奥歯になればなるほど歯科医師としては大きいお口を開いて頑張ってもらいたい物です。大きく口を開いてもらえれば器具も入りやすくよく見えるため早く丁寧な治療を行うことができます。なるべく早く治療を終えたいなら頑張って大きな口を開きましょう。患者さんが頑張って開いているのが分かると歯科医師も患者さんが頑張って開いてるからこっちも頑張ろうと思います。

どうしても怖ければ専門の外来へ

色々試したけどやっぱり怖くて受診できない方。最後の手段は大学病院に行くことです。愛知県であれば愛知学院大学歯学部附属病院が覚王山にあります。歯学部の病院ですと歯科恐怖症外来という専門の科があります。この科では全身麻酔や鎮静法を利用して患者さんの恐怖心を取り除き一気に治療してしまう専門の科です。麻酔科がないとできませんので一般開業医では無理な治療法です。まずはかかりつけ医から紹介状を書いてもらい大学病院を受診しましょう。

放っておくともっと大変になる

わかっている方も多いと思いますが虫歯は放っておくとどんどん処置が大変になります。痛みが出てこれば神経を取らなければいけなくなりますし、痛みや腫れがあるときは麻酔が効きにくく治療が大変になります。歯医者が怖いという方はとにかく虫歯を放置しないことです。なるべく痛みがないうちに治療をしましょう。

麻酔が聞きにくい人は先に言いましょう

どうしても麻酔が効きにくい方もいると思います。私も治療しててどうしても同じように麻酔を打ってもどうしても効きが悪い方っているのです。そういうかたは予め麻酔が聞きにくいことを担当医に伝えましょう。麻酔が効きにくい場所はたいていは下の奥歯だと思います。麻酔が効きにくい方には予め歯根膜麻酔や下歯槽神経伝達麻酔などの強めの麻酔をすることで麻酔が効きにくいのをカバーできます。麻酔が聞きにくいことを担当医に事前に伝えることで治療も痛くなくできるのでこういった情報はきちんと伝えましょう。

口の中はきれいにしておきましょう

歯医者で治療するにしても口の中が歯垢や歯石だらけでものすごく汚れていたらどうでしょうか??歯茎は炎症で真っ赤、ちょっと触っただけで血が出る状態、歯石もついている状態では麻酔をするにしてもものすごく痛そうでないですか??事前にクリーニングをしたとしても炎症のある歯茎は歯石をとったりしてもものすごく痛みがあり出血を伴います。快適に歯科治療を受けるのであれば普段から口の中の汚れをきれいにしておきましょう。

まとめ

歯医者はできるなら行きたくないところだと思いますが、それでも一生お世話にならないかというとほとんどの方は必ず通う機会はあると思います。怖い歯医者さんをちょっとでも楽に通えれる参考になれば幸いです。

監修者情報

監修者情報

名古屋市緑区のみどり区 左京山歯科・矯正歯科クリニックで院長を務める宮崎裕基です。当院は歯の機能の改善と口元の美しさを両立させる審美治療を中心に、お口全体の健康を包括的に守るフルマウス治療を推奨しています。いつも患者さんに精度の高い安心の治療をご提供できるように、常に技術の向上に努めています。そのためにも、歯科用CTなど新しい設備の導入は欠かせません。
私たちはカウンセリングを大切にし、そこで患者さんの本当のご要望を引き出すことが「ご満足いただける治療」につながると考えています。お口のお悩みがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。

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