歯科診療においては「処置」だけでなく
治療前の「診断」が大切です
適切な歯科治療を行うためには、十分な検査を行い、現在の状況を把握して患者さんのご要望に沿った治療プランと立てることが重要です。レントゲン検査だけでも診断に必要な最低限の情報は収集できますが、2次元画像のレントゲンではどうしても重なってしまう部分ができてしまうため、ドクターの予測に頼らなければなりません。
名古屋市緑区の歯医者「みどり区 左京山歯科・矯正歯科クリニック」では、最善の治療を実現するためには精密な検査と正確な診断が不可欠であると考え、歯科用CTを活用した検査を実施しております。
当院では初診でトリートメントコーディネーターがしっかりとお話を伺います!
トリートメントコーディネーターがしっかりとお話を伺います!
初診で不安な気持ちや、わからないことをドクターに直接聞くのはなかなか難しいもの。名古屋市緑区の歯医者「みどり区
左京山歯科・矯正歯科クリニック」では、トリートメントコーディネーターが初診時に丁寧なカウンセリングを行います。トリートメントコーディネーターは、ドクターと患者さんの架け橋となる存在。気になること、わからないことを何でも相談してください。納得の上治療を開始することで、治療そのものもスムーズにすすめることができます。
痛みの度合い、いつから痛むのか、痛むことで起こる不都合などについて詳しくお伺いいたします。気になること、お口の悩み、不安についてもお気軽にご相談ください。
歯科用CTで鮮明な画像診断をしています
歯科用CTは、撮影したデータをコンピュータ上で再構成して3次元画像を取得する診断機器のこと。口腔内の顎の骨の状態、血管や神経の位置、1本1本の歯や歯周組織に起こっている虫歯や歯周病の状態など、通常のレントゲンでは見えない部分まで精密な3次元画像で把握できます。撮影時間はたった10秒程度で放射線量も少ないので、身体にも環境にもやさしい機器と言えるでしょう。なお当院では、歯科用CTを院内に完備し、自費診療だけでなく保険診療でも精密な診断を行っています。
入念に検査・診断することのメリット
できるだけ歯を残すことができます
レントゲンの平面画像で重なって見える部分は色の濃淡で判断しなければならないため、レントゲン画像の解読には正確に予測するための知識と経験が必要になります。つまり、必ずしも正確な診断ができるとはかぎらないのです。口腔内の3次元画像を取得できる歯科用CTを検査で使用すれば細かい部分まで確認できるので、削りすぎなどのリスクを回避できます。
状態を患者さんと正確に共有できます
レントゲン画像の解読には知識が必要ですが、歯科用CTの画像なら誰が見てもどんな状態なのかが一目でわかります。3次元画像を見ながら説明すれば、患者さんの理解も深まるはずです。これによって歯科医師と患者さんとの間での共通認識(ゴール)を持つことができるので、患者さんの安心感や治療への意識の高さにつながります。
歯科用CTで診断能力が向上する治療
インプラント治療
インプラント治療において大切なのは、インプラント(人工歯根)をどの位置にどのくらいの深さ・角度で埋めるかを決めること。顎の骨の近くには太い神経や血管が通っており、それを傷つけないように埋め込む必要があるからです。外科手術には適切な診断が不可欠ですが、歯科用CTを活用すれば埋入のシミュレーションを行うことができます。正確な位置・深さ・角度でインプラントを埋め込むことができれば長期間にわたって安心して使うことができ、術後の痛みや腫れの軽減にもつながります。
歯周病治療
歯周病は進行するにつれ、歯を支えている顎の骨が溶かされてしまう病気です。歯科用CTの立体画像なら、歯肉の下で隠れて見えない顎の骨の状態まではっきり把握することができます。進行具合によって適切な処置が異なる歯周病において、適切な診断と処置につなげることができるのです。
根管治療
歯の神経にまで達してしまった重度の虫歯を治すのが根管治療です。神経や血管の入っている細い管(根管)から虫歯に汚染された部分を除去し、内部を洗浄・消毒・除菌してからすき間ができないように薬剤で密閉します。歯科用CTなら歯根の状態や根管の本数、神経の方向や位置を正確に把握できるので、細かい作業が必要な根管治療の精度を高めることが可能。従来のレントゲンでは発見が難しかった歯根の破折も見つけることができます。
抜歯
顎に埋まっている親知らずなどを抜歯する際は、歯の位置や方向、そして神経の位置などを正確に把握する必要があります。歯科用CTなら抜歯前に必要な情報を立体画像で確認できるので、神経や血管の位置関係をふまえた切開によって患者さんの身体的負担を最小限に抑えることが可能です。